岡山県肢体不自由児者福祉協会

700-0807 岡山市北区南方2−13−1 きらめきプラザ1F

TELFAX 086−222−9018 メールアイコン (OPEN: 火、水、金 9301630

 

                                 教育について

  岡山県で肢体不自由児が通える支援学校は?

相談窓口が充実しています。行事、支援情報、進学就職の進路など、学校の様子がよくわかります。

    岡山県立岡山支援学校(小・中・高)    岡山市北区祇園866          086-275-1010     

    岡山県立岡山東支援学校(小・中・高)   岡山市東区穴甘1018         086-279-3020

    岡山県立西備支援学校(小・中・高)    笠岡市東大戸5075-1            0865-63-1603

    岡山県立早島支援学校(小・中・高)    都窪郡早島町早島4063           086-482-2131

    岡山県立誕生寺支援学校(小・中・高)   久米郡久米南町山ノ城110-2        0867-28-2321

    支援学校一覧表(岡山県特別支援教育課)

        あらたに、「岡山県立倉敷まきび支援学校」が新設されます。平成264月開校予定です。肢体不自由部門があります。HPが立ち上がっています。

    岡山県立倉敷まきび支援学校(小・中・高) 倉敷市真備町箭田  井原鉄道 吉備真備駅より徒歩5分 スクールバス有 

     開校準備事務局 п@086-465-7550 FAX 086-465-7601

 

岡山県特別支援教育課には、上記の学校以外の支援学校も載っています。その他、支援学校高等部の入学者選抜要項などの情報や資料も充実しています。

 

 

エレベーターのついている学校 

    小学校  岡山市  岡山市立岡山中央小学校  自動ドアや点字ブロックもあります

              岡山市立操明小学校  身障者用トイレ、スロープもあります

      

    高校   岡山市立後楽館高校 エレベーター3基、スロープ

         岡山県立大安寺高校(中高一貫校 高校からの入学不可)

         岡山県立烏城高校(定時制)

         岡山県立総社南高校(H26.3月末設置完了予定)

         私立就実高校

           私立明誠学院高校

 

         高校は、受験を経ての入学になるので、なかなか難しい面もあります。けれどもオープンスクールに参加することはできます。

         入学前にしっかり、情報収集をしましょう。早い段階から、中学校進路担当者や高校側に入学希望を伝えることも大切です。

 

 岡山県県立高校進学について

県立高校進学に関して、@階段昇降機を設置する A支援員がつく この二つの支援を受けることができます。

         出願前準備:「受検上の特別な配慮について」という書式があるのをごぞんじでしょうか?

 受験当日、トイレについてきて欲しい、車で送迎したい、など希望する特別な内容を書面で提出します。

 提出は、中学校校長名で文書を作成していただきます。障害等の状況、希望する特別な配慮の内容をあらかじめ

 用意しましょう。

 岡山県のホームページからダウンロードできます。こちら 様式12 「受検上の特別な配慮について」です。

 「受検上の特別な配慮について」をいつ提出するか? 「事前に」っていつ?--できるだけ早く

 Y様(先輩お母様)の場合:11月に提出しました。12月終わりに、実際、子供さんといっしょに受験する高校に行きました。

 どこの教室で、どこのトイレを使い、当日どこに車を止めるなど事細かに対応して下さいました。

 受け入れる高校側にも準備が必要です。エレベーターはもちろん、洋式トイレさえないかもしれません。

 オープンスクールに積極的に出向き、学校の対応や設備を確認してください。

 他のケース:オープンスクールにもいかないで、1月にいきなり出願したら、中学の先生が高校の先生に怒られたという

 ケースがあるそうです。受験シーズン、中学校も高校も先生たちは、大忙しです。たくさんの書類を間違いなく処理しなくてはいけません。

 受験生も親も、体調管理や成績でぴりぴりしているし、忙しいです。早めの準備が、どなたにとっても大切です。

              もし、志望校が変わることになったら?

 一度「受検上の特別な配慮について」を提出したら、次の志望校に引き継がれるそうです。教室の場所など、新たに

 対応しなくてはいけないこともありますが、配慮の内容を一度精査していたら、その時間は省略できます。

 具体的内容:Y様(先輩お母様)の場合

 手が不自由なので、書くのとページをめくるのに時間がかかる。→ 休憩時間15分を10分に短縮。その5分をテスト時間に加算。 

 見え方に問題がある(数学図形)→ 色鉛筆3色の持込み可能。問題用紙に色鉛筆を使って補助線をひくことはOK。解答は解答用紙に黒で書く。

 このような細かい配慮が認められました。ただ、志望校の判断がすぐできないことは、県教育委員会の担当部署での精査になるので

 やはり、時間に余裕を持つことが必要です。

 

  その他

    岡山市 操南小学校 スロープ、手すり (肢体不自由児在籍経験有)

        操南中学校 スロープ (肢体不自由児在籍経験有)

        福島小学校 スロープ、手すり、車いす用トイレ、ひねる蛇口からレバー式蛇口へ変更(肢体不自由児在籍経験有)

        福南中学校 スロープ、洋式トイレ(中に手すり)(肢体不自由児在籍経験有)

        平福幼稚園 スロープ、洋式トイレ(肢体不自由児在籍経験有)

 

   先輩ママからのアドバイス

    普通校をお考えの方へ

「入学準備は、(できたら1年以上)早めにとりかかりましょう。」 先輩ママより(普通小、中校、現在支援高3年) 

    スロープ、手すり、洋式トイレなど設備の整備には時間とお金がかかります。早めに学校と連絡を取ると準備ができることもあります。

兄、姉がいるときは一緒につれていって、『この子も○年後にはお世話になります。』と先生方に知っていただきましょう。受入側の心の準備ができます。

「(普通小学校への入学前に)スロープと手すりをつけてくれました。通学路の道のでこぼこもを直してくださいました。」

「小学校の時から、支援員の方についていただきました。行事への親の付き添いがなくてもよくなり、とてもありがたかったです。」

 

先輩ママへお願い

 「こんな時、こうしたらいいよ。」とか「ああしたら、もっとよかった。」とか「これは、便利でよかった。」ということを教えてください。

 行事のときの工夫など教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

 

 

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